「つもり」はつもりなだけ
※【】内はりつこさんの言葉を引用したものです。
おはようございます。
私は勉強会を通して言葉の意味を知ったことで,簡単に使えなくなった言葉がいくつかあります。その一つが「つもり」です。
【得てして,「ひとごとにしていない」つもり(←これがそもそも『嘘』だ】(”0和”実験ブログより)
「つもり」の意味を調べてみると
2 実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち。「死んだ―で働きます」「親の―で世話する」
(デジタル大辞泉より抜粋)
とあります。以前の私は「つもり」の意味を考えることもなく,「〇〇したつもり」と当たり前のように使っていました。
振り返ってみると,内心ではこの程度ではダメだとか足りないとか,自分では薄々分かっているのだけど,精一杯やったことにしたい時や,相手にもそう思ってほしい時,やることをやっていない後ろめたい気持ちを隠すめや,これ以上考えたくない時に使っていました。
本当はそうではないのにそうだと思い込めて,楽して体裁を整えることができる,使う人にとって都合のいい言葉だと思います。
今は「つもり」を使いたくなった時は,本当のところはどうなのか?楽をしたいと思っていないか?何かを誤魔化そうとしていないか?を考えるようになりました。
私の解釈ですが,「つもり」を使い続けることで,自分の汚れが「積もり」となっていくように感じています。
R5.4.14 8:57