日々学び中

2014年6月から小杉利津子さんの真理の勉強会、真理心理学臨床心理学実験(2019年~2021年)に参加していました。その時に学んだこと、今になって分かったことを主に書いています。

「つもり」はつもりなだけ

※【】内はりつこさんの言葉を引用したものです。

おはようございます。

私は勉強会を通して言葉の意味を知ったことで,簡単に使えなくなった言葉がいくつかあります。その一つが「つもり」です。

【得てして,「ひとごとにしていない」つもり(←これがそもそも『嘘』だ(”0和”実験ブログより)

「つもり」の意味を調べてみると

 実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち死んだ―で働きます」「親の―で世話する

(デジタル大辞泉より抜粋)

とあります。以前の私は「つもり」の意味を考えることもなく,「〇〇したつもり」と当たり前のように使っていました。

振り返ってみると,内心ではこの程度ではダメだとか足りないとか,自分では薄々分かっているのだけど,精一杯やったことにしたい時や,相手にもそう思ってほしい時,やることをやっていない後ろめたい気持ちを隠すめや,これ以上考えたくない時に使っていました。

本当はそうではないのにそうだと思い込めて,楽して体裁を整えることができる,使う人にとって都合のいい言葉だと思います。

今は「つもり」を使いたくなった時は,本当のところはどうなのか?楽をしたいと思っていないか?何かを誤魔化そうとしていないか?を考えるようになりました。

私の解釈ですが,「つもり」を使い続けることで,自分の汚れが「積もり」となっていくように感じています。 

R5.4.14 8:57