日々学び中

2014年6月から小杉利津子さんの真理の勉強会、真理心理学臨床心理学実験(2019年~2021年)に参加していました。その時に学んだこと、今になって分かったことを主に書いています。

相手を悪者にする方が悪

おはようございます。こちらは今日もお洗濯日和です。

タイトルの言葉は,一言一句同じではありませんが,以前りつこさんのブログに書かれていた内容です。

今から10年以上前になりますが,私はお互いに陰口を言い合い,お互いの足を引っ張り合うような,ドロドロとした環境の職場で働いていました。そのような時,りつこさんのブログに出会い記事を読んでいて,タイトルの内容を目にしました。今までそのようなことは聞いたことがなく,とても衝撃を受けたことを覚えています。

その当時の私は,自分のことを根拠もなくいい人だと思っていたので,周りの人たちへたくさんの不満を持っていました。「あの人が悪い」「こんなことをする方が悪い」そんなことばかりを思っていて,「それに比べて私はなんていい人なんだ」といい気になり,ドロドロとした環境がお似合いの,とても痛い人間でした。

今になり考えてみると,その善だとか悪だとかいう線引きも,全て私の感覚が元になっていて,ただ私にとって都合が悪いことを「悪」としていたのだと思います。私の感覚の押し付けでした。さらに私は,自分を「善」側に置くことで,自分の行いを省みることもせず,楽をしていい人の立場を守っていました。また,私が常にいい人の立場にいることで,相手が悪い人だという構図を作ってしまっていたと思います。そうやって,自分の本当の位置を見失い,堂々巡りをしていたのだと思います。

2023.4.10 9:47